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社会化は今やらないと遅い!?

飼い主様が感じるお困り行動はさまざま。
アプローチするトレーニングは
わんちゃんの犬種や性格によってさまざまですが
全犬種にとって共通の必要なトレーニングがあります。
それが「社会化トレーニング」

社会化期は生後3週~12週の時期を言い、
多くの子犬がお家に迎えられる時期は社会化期にあたります。
つまりお家に迎えたらなるべく早く社会化トレーニングを開始して欲しいです!

ただ迎えてスグは子犬も新しい環境に慣れなければいけません。
プラスで様々なトレーニングを並行して行ってしまうと
お腹を壊すなど体調を崩してしまう恐れがあるので
約1週間はお家の環境に慣れる時間に専念させてあげてください。

お家にも慣れてきた様子が見られたら
少しずつ社会化トレーニングスタート。

お家に迎えられた子犬はまだまだ好奇心旺盛な子がほとんどです。
生活音(ドライヤー、インターホン音、掃除機等)を聞かせたとしても
全く見向きもしなかったり音の鳴る方へ近づいて行く子もいるでしょう。
その様子を見ると
大抵の飼い主さんは安心して「トレーニング完了」と勘違いしてしまいます。

ここが多くの飼い主様が陥りやすいポイント!!

子犬は約3ヶ月齢を境に
好奇心は減少して行き恐怖心が増していきます。
(※犬種によって好奇心を持ち続ける期間は誤差があります。)
この好奇心は1度減少すれば増加することはありません。
「トレーニング完了」と感じた時期は
好奇心旺盛な時期だからこそクリア出来ただけで
継続していなければ記憶からリセットされ
成長して恐怖心が増してその物事と再会した時に
吠える等の様子が見られてしまうのです。

室内だけでなく屋外の社会化も必要になってきます。
ワクチン接種を終えていなくても
“抱っこ散歩”で外の世界に触れさせてあげましょう。
ワクチン接種の完了を待ってからだと、
始めにお伝えした時期を考えると遅いのです。

地面を歩かせたり、他のわんちゃんと触れ合わせたりしなければ、
感染の心配はありません。
車のエンジン音やサイレンの音、家族以外の人、風や匂い等、
子犬にとっては全てが新鮮で知らないことだらけです。

日課として抱っこやカートに乗せて観察させ、優しく声かけをすることで
外の世界にも少しずつ慣れていき
子犬の心のキャパシティーはどんどん大きくなり
少しの事では物応じしない子になってくれます。

社会化トレーニングを一時的なものではなく
1歳頃まで継続的に行うことは
飼い主さんの根気と忍耐がとても重要です。
ただ長い目で見れば
子犬の時期の頑張りは必ず成犬になってからの財産になるので
是非“今しかない好奇心”を上手く利用し
社会化トレーニングを楽しみながらやっていきましょう!

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