お手入れの慣らし方~Vol.1~
こんにちは!
今回は「お手入れの慣らし方」について
2回に分けて掲載していきます!
わんちゃんも人と同じでお手入れを怠ってしまうと
身体に何かしらの症状が出てきてしまいます。
❝皮膚炎❞や❝歯周病❞、❝外耳炎❞、❝巻き爪からの肉球損傷❞、❝肛門嚢破裂❞など。
犬種によっては
皮膚炎や外耳炎になりやすかったりするので
子犬の時期からお手入れに慣れるよう練習していきましょう(・ω・)ノ
無理矢理捕まえたりしなくても
わんちゃん自ら近づいてきてくれるようになりますよ☆
▶シャンプー
始めから体全体にシャワーをかけると驚き、恐怖心が芽生えることがほとんどです。
ステップ1はゆっくり足先だけ濡らすようにしましょう。
1回目はそれだけで終了。その時にわんちゃんの様子を観察し、
余裕がありそう(水を飲んだり、水で濡れている床を自ら歩いたり)であれば、
次回から徐々に水に濡れる範囲を増やしていきましょう。
シャワーの勢いも強すぎると嫌がる子も多いので
シャワーヘッドにタオルを巻きつけて濡らしていってあげましょう。
ただお家でのシャンプーは大変です。
プロに任せた方が、わんちゃんへの拘束時間も少なく、
また洗い残しや乾かし残しから来る皮膚炎も防ぐことが出来ます。
どちらがわんちゃんにとって良いかは
飼い主様が1番理解しているかと思います。ご検討してみてください。
もしプロにお任せする場合はお家で出来る範囲で水に慣らしておくと、
トリミングサロンやシャワーに対しても苦手意識を軽減することが出来ます。
▶ブラッシング
短毛種でも長毛種でもブラッシングは必須になってきます。
被毛の絡まりを防ぐだけでなく、
血行も良くしてくれるので、皮膚の健康にも繋がってきます。
そして今の時期特にお散歩中に虫と遭遇することが多いです。
わんちゃんの毛と毛のすき間に寄生虫や昆虫が隠れていることもあるので、
お散歩後にブラッシングを取り入れると安心ですね。
またブラシの種類にはスリッカーブラシやコーム、ラバーブラシなど様々あります。
これらは犬種や被毛の状態によって選択されるブラシは変わってくるので、
愛犬に合ったブラシを使用してあげましょう。
誤ったブラシを使用してしまうと、皮膚を傷つけてしまう場合もあります。
そしていきなりブラシをガシガシと当てることはNG!
わんちゃんにとっては何でも初めてです。
まずは”ブラシ”というものに慣れてもらうところから始め、
その後から少しずつ体にブラシのトゲトゲ部分を当てていくようにしましょう。
▶爪切り
爪の中には神経と血管が通っています。
‟爪が伸びる=血管も伸びる“のであまり伸ばしすぎると、爪切りの際に出血することも。
また巻き爪になり肉球に刺さることもあります。
お家で行う際は親指(狼瘡)の爪をよく切り忘れることがあるので要注意です。
大型犬はお散歩中に爪が地面に擦れて爪切りをする頻度が少ないですが、
定期的にチェックしてあげましょう。
爪に金具が当たる感覚が苦手なわんちゃんは多くいます。
大人しく仰向けにさせてくれたり、足を触らしてくれるからと言って、
いきなり爪切りをすると、爪を切る振動や爪に金具が当たる感触に驚くので、
1つずつ焦らず慣らしていってあげましょう。
シャンプーやブラッシング、爪切りなどのお手入れには、
”ハズバンダリートレーニング”を取り入れると、
わんちゃんは勿論飼い主様もストレスや負担を少なくして
お手入れをすることが出来ます。
≪豆知識≫
ハズバンダリートレーニングとは・・・
動物に健康管理のための受動動作訓練。
例えば爪切りの際、自らオテをして足を上げてくれたり、
ブラッシングの際、仰向けにゴローンとなってさせてくれたり、
自主的に必要な行動を取ってくれるようにトレーニングすることです。
トレーニングは時間を要します。
が、一生ストレスをお互い感じながらお手入れすることを考えれば
習慣化させればストレスは激減!!
すぐに大きな結果を求めず、小さい成長から楽しんでいきましょう♪
次回は、
❝歯磨き❞、❝耳掃除❞、❝肛門腺絞り❞
を予定しています!
お楽しみに(*’▽’)/
出張トレーニングの対象エリアが増えました!
〇奈良県北部
奈良市周辺、生駒市周辺
〇京都府南部
木津川市周辺、城陽市周辺、宇治市周辺、京都市伏見区周辺
上記に示した詳細エリアは一部となりますので、
お客様のエリアが対象地域かご不明な場合はお気軽にお問合せください。
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